2022浅虫臨海実習3日目最終日
2022.08.06
本日は実習室前の桟橋から2人1組でプランクトンネットを垂直方向にひきプランクトンを採集しました。特に繊毛運動する幼生に着目して実体顕微鏡、生物顕微鏡で観察をしました。
今回は、カイアシ類などのような関節を筋肉で動かしながらピョンピョン跳ねるように動き回る節足動物をよけながら、繊毛運動ですーっと遊泳するプランクトンにフォーカスしました。結果、クモヒトデやブンブク(ウニのなかま)のプルテウス幼生や二枚貝、巻貝のベリージャ幼生、環形動物のトロコフォア幼生、ヒモムシの幼生などを発見することに成功。さらに脊索動物オタマボヤや刺胞動物クラゲ等もたくさん。昨日のクマムシ探索から長時間集中して顕微鏡を操作しているのでずいぶん慣れてきたようです。
3日間を通し、陸の動物園とはまた違った、動物門を超えた実に多様な磯の動物たちを自分の手を動かして観察することができ、参加生徒の視野が大きく広がったのではと思います。
美濃川拓哉先生はじめ東北大学浅虫海洋生物学教育研究センターの皆様には、このような社会状況のなか我々を受け入れていただいたき、そして全員体調不良なく終えられたことに心より感謝申し上げます。
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1人3回プランクトンネットをひく
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ディスプレイに投影し共有
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3日間よく学びました。お疲れ様